春から新生活を迎える方が多いですよね。
しかし、2018年の今春
引越ししたくても引越しできない
引越し難民が発生する恐れがあるのです。
対応できない引越し難民が多発!?
毎年3月、4月の引越しのハイシーズンは
引越し運送業者は、かなり繁忙期です。
3月、4月に引越しする人が
全体の3割にも昇ると言われています。
我が家も子連れでこの時期に
引越しをした経験があります。
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働き方改革で引越しにも影響が!?
時期的には引越し時期の3月、4月は
毎年、運送業者は大変なのですが、
今年は特に大変で
業者がすでに対応している所が多いようです。
運送業者の繁忙期への対応としては、
・顧客に異動時期の分散を依頼している。
・引越し時期の分散と値上げを顧客に要請をする。
・営業所ごとに引越しの需要を見極め、
日にちをずらしてもらう場合がある。
などと、会社をあげた取り組みを行っている
運送業者もあります。
なぜ今年、引越し難民が発生する恐れがあるのか?
ネット通販が普及して、
運転手不足が社会問題として
取り上げられることがありました。
そして去年
宅配業界が値上げと労働条件の見直しに踏み切り、
より好待遇を求めて
引越し業界から1割の運転手が宅配業界に移籍する
という状況だったようです。
また、近年
国をあげて長時間労働を防ぐための
働き方改革を進めているので、
過度な残業もできなくなり
依頼を受けられない状況になっています。
繁忙期に単価を上げざるを得ないので
これによって、予約ができないだけでなく、
料金が高くて引越しできないという状況が生まれて
しまいます。
このような状況から
引越し難民の発生につながっているのです。
企業側の取り組みがカギとなってくる!?
学校の入学は急には変えられませんが、
春の辞令の時期が4月一日からという企業が多い中で
異動を5月などにずらす企業も出てきています。
また、辞令は4月一日のままで
引越しは3月上旬だったり4月だったり
柔軟に変更できるような企業も出てきているようです。
会社側が異動の時期をずらすなど時期を見直すことで、
こういった引越しへの負担も減らすことにもつながるのです。
これから引越しのハイシーズンに
引越ししたくても引越しできない人が
多発しないように
うまくバランスがとれればなと思います。
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